付加価値のない自動車会

~副題 クルマだらけの間違いづくし~

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Runs great!

今住んでいるのは茨城県の北部の市。街の真ん中を貫く様に国道が走っている。さすがに「クルマ社会」だ。数キロの間のロードサイドに国内全メーカーのディーラーが立ち並ぶ。さらに個人経営の中古車店と整備工場は数えきれないほどあると言っていい。個人の…

日本の裏側からエギゾチックカーB面

ある日、武闘派の先輩と理論派の先輩に誘われ一緒に昼飯を食っている時、先輩同士が言い争いを始めた。「俺は、ミツオカみてぇなクルマ絶対に認めねぇ。やっぱ本物のヴィンテージ車だろ」と武闘派の先輩。「俺はミツオカみたいのでもいいと思うけどねぇ。雰…

リンゴの皮剥きひとつできないやつのキャンピングカー購入ガイド

いつも本や映画の紹介ばかりでは、他人の褌で相撲を取っている奴だと言われかねない。いや相撲も取っていない。行司です。他人の褌を穿いて(穿くタイプのものがあるわけじゃないが)洗って返します。それはさておき、今日は一人称で自分の意見を述べないと…

Unaffordable at any price

休みの日はホビーオフ巡り。先日、面白い『ホットウィール』を見つけた。写真が無くて申し訳ないが、1台はナッシュ・メトロポリタンのプロストックっぽいやつ。『Metrorail Nash Metropolitan』と書いてある。2002年のものでCollector No. 206。相当ロングノ…

今日も付加価値ゼロ、底値を目指して頑張ります

出版不況だからか、世の中が全体的に「クルマ離れ」になっているからか原因はわからないが、一般書店の自動車書籍のコーナーをパトロールしていて、新刊の数が減ったなと感じるのは気のせいだろうか。そんな中、久しぶりに自分のテイストにぴったり合った本…

産休補助教員 鈴木先生

数年前、東京の江東区清澄白河あたりを走っていた時のことだった。信号待ちをしていると黄緑色が鮮やかなフィアットX1/9が横に並んだ。おそらくレストアしてあるのだろう。コンディションは抜群。今こうして大人になってから眺めてみると、惚れ惚れするほど…

チープシック ワ・タ・シ流

『カーチェイス映画の文化論』(リム出版新社、2006年)の中で著者の長谷川功一さんは、スティーブ・マックイーン主演の『ブリット』(1968年公開)はカーチェイス映画ブームの火付け役となっただけでなく、コップ・アクション映画というジャンルを確立した…

「ノスタルヂ屋」さんは今日もクルマとバイクのカタログでいっぱいだった。

茨城県の北部に引っ越してきてから、お宮参りのように1~2ヵ月に一度は通う場所がある。つくば市にあるクルマとバイクのカタログ専門店「ノスタルヂ屋」さんだ。特定の車種への興味が芽生えると、ネットや新旧の書籍・雑誌に情報を求めている。しかし、好き…

秋の祭典 オール・コンバートEV 大運動会 パフ~、パフ~

昔話にすがってばかりいると、今の生活が充実していないことがバレてしまうので、ヒップな最新情報をお届けしよう。 11月3日の日曜日、文化の日に日本EVクラブさん主催の「ジャパンEVフェスティバル 2019」に行ってきた。家族には現地に着いてからしっかりと…

4ATはおりこうさん

常にアメ車と共に暮らしていたい。だが、現実的にはそうもいかない。何がクルマかって家計が火の車なの。そんな事情で今乗っているのは国産大衆車。新車で買って13年12万キロを迎えた。車検の度に買い替えも考えている。何にも付いていない「白いTシャツのよ…

Hardly-Davidson

長らく待ち望んでいる本がある。「マニアックバイクコレクション」の続編である。モーターマガジン社のバイク雑誌「ミスター・バイク」に連載されている同名のコーナーなどを抜粋し再編成されたもので、上巻は2009年、下巻は2010年に出版された。取り上げら…