付加価値のない自動車会

~副題 クルマだらけの間違いづくし~

2020-01-01から1年間の記事一覧

駆け抜ける綻び

クルマを整備に出す時、どんな代車を貸してもらえるかが楽しみの一つになっている。殆どの場合、整備はホンダのディーラーさんにお願いしている。代車として用意されるのは新し目のフィット・ハイブリッドなどである。慣れていないから乗り味が気持ち悪い。…

その後のアイアコッカ、アイアコッカ後のクライスラー

若い頃アイアコッカ(Lee Iacocca)に影響を受けたと以前に書いたことがある。そんなことを言っておきながら、その後ずっとアイアコッカの追っかけをやっていたわけではない。'90年代に入ってからのアイアコッカはどうなったのだろう。いつまでクライスラー…

本田宗一郎の手

2015年11月、東急線多摩川駅前の田園調布せせらぎ公園で「多摩川の歴史遺産 モータースポーツ発祥の地 多摩川スピードウェイ・回顧展」が開かれた。素晴らしいイベントで何時間も居座り展示物を見て回った。屋外には1936年式のオオタ車が展示されており、「…

トウキョウ・モーターショー・カー・オブ・ザ・イヤーズ・オブ・ザ・セブンティーズ(長過ぎ)

最近面白いクルマ雑誌(ムック本)が発売されている。それは『 K MAGAZINE』『 E MAGAZINE』『 V MAGAZINE』の3冊だ。それぞれ軽自動車、EV、ヴィンテージカーがテーマになっている。どの出版社から発売されているのか気になって見たところ、それぞれが別の…

申し訳ないが、あまりお役に立てなさそうなK-car情報

会社の同僚にアメ車好きがいる。彼は1988年生まれだから今年32歳を迎える。20代の頃には2005年型の「マスタング」(彼曰く「昔の人は『ムスタング』って呼んでたらしいですね」だって)に乗っていて、かなりのカスタムをしていたそうだ。結婚し子供ができた…

クリント・イーストウッドが屋根にしがみ付きたくなるクルマたち

お正月と言えば映画だ。私はもうじき自分で面白いことを言ってはペロリと舌を出すおじさんの歳になるから、本来ならば『風と共に去りぬ』や『シェーン』『禁じられた遊び』など不朽の名作について語って然るべきだが、困ったことに幼少期の原体験がカーアク…