付加価値のない自動車会

~副題 クルマだらけの間違いづくし~

もうすぐ東京モーターショー(恥ずかしいからTMSなんて言わない)

東京モーターショーが近づいてきた。楽しみはなんといってもグランプリ出版さんなどの書籍販売コーナー。各社バックナンバーをいっぱい持ってきてくれるんだよね。この人たちのせいで寝不足です。それからマイクロカーみたいなクルマを出展している小規模メーカーのブース。早く普及して30~40万円くらいで買えるようにならないかなぁ。タケオカ自動車工芸さんのようにEVだけでなく、当面の間50ccカーも販売して欲しい。光岡自動車さん、トヨタ車体さん、それは時代に逆行していて無理でしょうか。ブースの規模は小さくてよいのでタケオカ自動車工芸さんにはいつか出展してもらいたいです。

昔はパンフレットをぱんぱんに詰めた紙袋を親子でぶら下げているなんてのが会場の風景でしたが、最近はコスト削減なのか、電子化が進んでいるのか立派な紙資料を配っているメーカーは少なくなりました。コンセプトカーも少なくなったし、躍りや音楽も昔ほど聞こえてこないし、前回のモーターショーを観てずいぶん大人しくなったなぁと思いました。

そんな落ち着いた雰囲気のなか、個人的に一番面白かったのがダイハツさんのブース。市販車をいっぱい持ってきちゃったんだよね。でも新型のハイゼットバンに人が群がっていて、特に大学生らしき青年達のグループが入れ替わり乗り込んでいました。私も普段ディーラーに行ってまで見ることのないモデルに気兼ねなく触れることができてよかったです。

今の若者にとっては、技術ショーケースよりも現実的な夢の方がありがたいのかも。あくまでも私ひとりの意見ですので当たっているかわかりません。メーカーさんコンセプトカーを減らして今買える普及車を沢山持ってきて。出展費用が却って安くなり、ディーラーへ足を運んでくれるきっかけになるかもよ。えっ?「オール日産中古車フェア」とどこが違うんだ?。